認め合うことの大切さ

女性の仕事の中でも看護師は専門性が高く、人間の生命に関わる現場であるために常に忙しく緊張感を要求される場面が数多くあります。失敗を許されない性質の仕事であるのに、その現場は時間を追うように目まぐるしく、疲れが溜まった頃には人間なのでちょっとしたミスや言い忘れも起こることがあるでしょう。こちらに余裕がある時には許せることでも、疲れてイライラしている時の相手のミスは何倍にも感じて感情的に対応してしまい、後で後悔することもあるのではないでしょうか。

何より病院はケガや病気により心身の状態が落ちている患者さんたちに元気になっていただく場です。看護師同士のトラブルの気配はなんとなく患者さんに伝わり良い影響は与えないでしょう。個性や能力が異なる看護師同士が、互いの「違い」だけに注目するのであれば、争いは避けられず正論や批判、責めや責任転嫁が飛び交い職場は重く嫌な雰囲気になってきます。正しくても「温かみ」がないのです。それは本当の正しさではありません。誰かを傷つけやりこめるだけの正しさは解決になりません。

自分から見てどんなに仕事ができない人であっても、必ずその人にしかない「良いところ・長所」があるものです。そして自分は長所だけの人間でしょうか。至らないところがあっても、今まで周りの人が許してくれてきたのではないでしょうか。「患者さんたちに元気になっていただく」という共通の目的を持った戦友同志なんだ、という眼差しで仲間を見たときには、きっと「違うからいい」と協力しあう智慧も生まれてくるでしょう。「看護師」は人間愛に満ちた素晴らしい職業です。仲間の長所を認め合い短所を許し合う心を持つことが大切です。

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